2017.08.05

ピティナ特級2次を審査してきました

昨日と一昨日、ピティナの特級第2次予選の審査員を務めてきました。

1次を通過した23名(1人棄権だったので)の熱演をたっぷりと聴かせていただき、
講評もたっぷりと書き、手も腰もたっぷり疲れ、充実した2日間でした。

今年の審査員には、田村響くんや松本和将くんといった若手バリバリのピアニストもいて、
田村くんとはおそらく14年ぶりの再会(浜松国際コンクールに一緒に出場して以来)だろうということで、昔話に花が咲き、
松本くんとも久しぶりに会い、濃い会話ができて楽しませてもらいました。

出場者の方々の演奏を聴きながら、色々と考えさせられることも多かったです。

皆さん、とても良く弾かれていて、興味深い解釈も聴くことができ、
審査員にとっても刺激的な時間となりました。

同時に、日本の学生さん達が抱える共通の課題のようなものも多く感じる2日間でした。

1曲だけ弾くならさぞかし上手なんだろうなー、と感じる方がとても多く、
でも特級2次は最長で35分間弾くわけで、同じ曲でも、その曲1曲だけ弾く時と、35分の中の1曲として弾く時では、
自ずと演奏内容を変えなくてはならないのです。
それができていないために、35分間聴衆を惹きつけ続けていられなかった方が少なからずいました。

ましてや、次のセミファイナルでは50分弾くわけなので、
そのワザを持っている人と持っていない人では大きな差になってくると思います。

こういったことは、作品の解釈とはまた別の種類のことであって、
曲を学んでいるだけでは決して身につかない種類の技術です。

普段から僕はそういったことも指導することをポリシーとしていますが、
今回改めてその重要性を感じた次第です。

ちなみに、今回の審査のために本当に久しぶりに西武線や山手線に乗りました。
最近車移動が多くなっているので、西武線に乗ったのはもしかしたら1年ぶりぐらいかもしれません(笑)
たまには電車も良いですね!